商社マンの妻として「海外生活で困ったこと」【専業主婦】

タイガ
タイガ

今回は、専業主婦のハシビさんに、「当時困っていたこと」や「今みんなに伝えたいこと」を聞いてきました!

プロフィール

単身赴任中の夫と、独り立ちした二人の息子がいる。 夫の仕事のため、子どもたちは小さい頃に海外で暮らしていた。普段はテニスや洋裁、ボランティア活動に勤しむ。 「”ものづくり”で未経験のものにチャレンジすること」が好き。

【困りごと】

タイガ
タイガ

海外で生活していた当時、困っていたことはありますか?

ハシビ
ハシビ

子どもたちの学校や住んでいた地域の関係で、英語で話さなければならない場面が多くありました。 私はそれほど英語が得意ではないので、思うように話せないことがストレスになることもありました。

ハシビ
ハシビ

でも、生きづらくはなかったですね。

ハシビ
ハシビ

「もっと喋れらたら嬉しいな」「便利だな」と多少の不自由さはあったけれど、生きづらいと思ったことはありませんでした。

タイガ
タイガ

なぜ「生きづらい」と思わなかったのでしょうか?

ハシビ
ハシビ

英語は話せなかったけれど、子どもの学校の先生とはコミュニケーションが取れたんです。語学レベルが違ったとしても、お互いに歩み寄ろうとしたことで、話が通じたのかもしれません。

ハシビ
ハシビ

あとは、良い友だちに出会えたことも理由の一つですね。

タイガ
タイガ

当時、孤独感はありましたか?

ハシビ
ハシビ

ありませんでした。 家族や友だちが周りにいたからです。

【困りごと】当時困っていたこと

英語で話さなければならない環境に置かれ、思うように話せないことに不自由さを感じた。 でも振り返ると、自由に話すことはできなくても、友人に恵まれれば、自分にできる範囲の中でやり方を探りながら、なんとか生きていけるものだと感じた。

【合理的配慮】今、できること

タイガ
タイガ

もしも同じような境遇の人(例えば、パートナーに付いていき海外で生活する人など)が周りにいたら、どのように関わりますか?

ハシビ
ハシビ

自分がその場にいれば、自分にできることを探って、力になりたいと思います。

ハシビ
ハシビ

仕事をしている本人は、仕事関係で知り合いができる可能性が高いですが、付き添いで行ったパートナー側は簡単にできるとは限りません。

ハシビ
ハシビ

そういう時に、自分が所属しているコミュニティに誘うことで、その方が新しい友だちと出会うきっかけを作ってあげたいです。

ハシビ
ハシビ

一方で、日本人ばかりで集まっていると、世界が広がらないから良くないよねという考え方もありますが、母国語で話せる相手が数人は必要だと、私は思います。そうでないと、孤独を感じてしまうと思います。

ハシビ
ハシビ

たとえ語学が得意であったとしても、それは多分変わらないと思います。「日本人だからわかること」はきっとあって。だから少なくてもいいので、日本人の友だちは必要だと私は思います。

タイガ
タイガ

コミュニティに誘ったり、気の合いそうな人を紹介したりしてくれたりすることが、ハシビさんにとっては当時嬉しかったということですね。

タイガ
タイガ

すごく難しい質問ですが、当時困っていたご自身に対して、お子さんから働きかけてほしかったことなどはありますか?

ハシビ
ハシビ

特にないですね。

ハシビ
ハシビ

子どものことで親が心配したり苦労したりするのは当たり前のことだと思うので、ストレスを感じたこともありません。

タイガ
タイガ

その当時、子どもたちにしてほしかったことはありますか?していてくれて助かったことはありますか?

ハシビ
ハシビ

一生懸命、自分のことに前向きに取り組んでほしいと思っていました。二人の息子それぞれが異国の地で想像以上に頑張っている姿を見て、それが自分の活力にもなっていた気がします。

メッセージ
  1. 同じ境遇の人へ
    周りに仲良くなれるかもしれない人はたくさんいて、あなたは一人じゃない。
  2. 身近な人(家族・親友・恋人)へ
    あなたが子どもであれば、ただ自分のことに精一杯取り組んでくれればいい。
  3. 周囲の人へ
    コミュニティに誘ってあげて、友だちを作る場を提供してほしい。

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